2017年5月21日 (日)

2017/05/21_ブリューゲル「バベルの塔」展を観てきました

ブリューゲル「バベルの塔」展が今、上野で行われていて、
弟とさっくり見てきました。

Dsc_0077

東京都美術館です。

朝少し並びましたが、ほぼ待ちはありません。

今回の展示は、16世紀のネーデルランド(ベルギーとオランダにまたがる地方のこと)の
美術作品の流れから、最終的にブリューゲルがバベルの塔を作成するまでの
美術の流れが解るようになっています。

最初は、家庭に飾られていた絵画、このころはキリスト教の教えを
絵で解るようにして、また毎日祈りをささげられるようにしていた、という点から、
美術品が置かれるようになったことが解ります。

そして、そのうちに絵の中に、多くのメッセージが込められ、
美しい聖者の世界から、さらにソドムとゴモラのような地獄絵図的なものも
生まれてきます。

それでも、これらの絵画は本当に民間に置かれていたのだろうと
思うくらい小さいです。

そして、ここで人気作家になった人物がいます。

ヒエロニムス・ボスです。
王侯貴族からの依頼で絵を描いていたようですが、
主に宗教画になります。

それも奇妙なものばかり。。。

今回は『放浪者』『聖クリストフォロス』の2作品が展示されています。

これらの絵は結構大きい作品になっています。

そして、、、ただただ、気持ち悪い。。。

楳図かずおのような、そして、ハンプティ・ダンプティのような、、、
妖怪の百鬼夜行図のような、変な感じです。(笑)

そして、こういう絵は好きな人は好きなもので、、、
当時も、そして今も固定ファンがいるようです。

そして、ボスの死後もお弟子さんたちがこの奇妙な絵を模写し、
似たような作品をたくさん作っていきます。

そんな世の中で生まれたのがブリューゲルです。

このボスの影響の残る世の中で絵描きとして生きたわけです。

彼は、民間の生活を絵の中に描き表したりもしています。
そのため『農民画家』と言われたりもしています。

それらの絵はまさに、『ウォーリーを探せ』とか、レゴランドっぽい、

たくさんの登場人物のある絵を描いています。
 
それでも、貴族にはボスの絵が好きな人がいて、
それらの依頼を受けて描いた作品も有るようです。
 
そうして、その集大成として出てきたのが、今回の『バベルの塔』です。
 

Dsc_0076

これ、大きさもそんなに大きくないです。
 
他に展示してある、大友克洋の絵など、300%の大きさで描かれたものが
あったりしますが、(入口横に展示)
そもそもその大きさが絵のサイズだと思って観に行くと、
びっくりするくらい小さいです。
 
展示は最終的に『バベルの塔』が出来上がるまでの流れ、そしてそれぞれの
絵の中に描かれている注目すべき点について、大きく紹介されていて、
なかなか良い展示になってます。
 
そして、どうしても絵をじっくり見たい、という人も多くなることを想定し、
前一列を通路にして、「立ち止まらずに観る」専用にして、
後ろに柵を設け、そこからは遠いけどじっくり見れるように、
展示していました。
 
なので後ろから望遠鏡でじっくり見る人も多かったです。
 
自分たちはそんなものもっていないので、何度も前1列をゆっくり歩きながら
絵を観ましたが、人が描かれているところが、
本当に点二しか見えないくらい小さかったです。
 
それでも離れて見ると、人が沢山動いている様子が見えてくるから、
びっくりです。
 
となりの5分間のCG動画も良くできていて面白かったし、
満足でした~♪
 
グッツの絵葉書は大きいものが売り切れ。
6枚で一枚の絵になるものもありました。
 
そして、これ。
 

Dsc_0075

『大きな魚が小さな魚を食う』という版画作品の中で右角に描かれている、
絵ですが、、、足があります。
 
確かに絵の中でも靴を履いていますが、、、こんなに毛深い感じの絵では
ないと思うのですが、、、どう見ても親父足です。。。
 
   き、、、きもかわいい。。。
 
ということで、大満足でした。
 
なお、帰りはハードロックカフェに行き、5/20から発売された、200個限定の
バベル展のピンズを買ってきました。(弟が。)
 
『バベルの塔』バージョン
http://hardrockjapan.com/pins/6010/

『大きな魚が小さな魚を食う』バージョン
http://hardrockjapan.com/pins/6008/
 

展示自体、よく出来ていると思うし、空いていたのでオススメです♪
 
ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展
16世紀ネーデルラントの至宝 ― ボスを超えて ―
http://babel2017.jp/
会場: 東京都美術館
時間: 9:30~17:30 (金曜日は20:00まで)
期間: 2017年4月18日(火)~7月2日 (日)
チケット:  大人 ¥1,600
 
 
 

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2017年5月15日 (月)

2017/05/14_ミュシャ展で『スラヴ叙事詩』観てきました。

今、六本木・乃木坂の方にある、国立新美術館で、
ミュシャ展が行われていますが、
なかでも、『スラヴ叙事詩』の20作品が全て観られるという事で、人気です。

この展示会、6月5日までなので、ちと慌てて行ってきました。

Dsc_0054

『スラヴ叙事詩』とは、チェコ、スラヴ民族の伝承・神話・歴史を描いたもの、
ということです。
 
今回の展示では、20作品すべてが初国外展示となっており、
そして、その後、中国、韓国、アメリカ、と巡回していくらしいですが、
今の情勢考えると、ちょっと心配です。
 
開場は10時ですが、少し早めにチケット販売は始まり、
その後整列しますので、前売り購入している方はその分早く入れます。
 
今回は9時30分に並んで、10時にはチケット買えましたが、結局30分待ちになりました。
 
中に入るとまずは『スラヴ叙事詩』の20作品から始まり、
その後、ミュシャのリトグラフから油彩、ポスター、切手、お札まで含め、
80作品展示されており、合計100作品になります。
 
『スラヴ叙事詩』ですが、展示は、絵がかなり大きいので展示室もこんな感じになりました。
 
■作品19(左)と、作品17『聖アトス山』(右)

Dsc_0056

見上げる感じです。
 
なお、写真はひとつの部屋だけ撮影可能、となっていて、
100作品近く展示されていましたが、そのうちの『スラヴ叙事詩』5作品程度のみ
一部屋に集められていて、写真撮影できました。
 
作品は、15、17、18、19、20 のみです。

■作品19『ロシアの農奴制廃止』

Dsc_0060

どうしても台形になってしまうので、写真はあまり満足できない感じに
なりますが、なかなか機会が無いので嬉しかったです。
 
なお、『スラヴ叙事詩』は説明文も少なく、内容をここで理解しよう、などと
考えていくと後悔します。
さらに文字を観て、絵を観ようとすると一旦壁に寄ったり離れたりしないと
いけないうえ、絵の順番もバラバラになっていて、かなりイライラっと
します。(観れるだけマシ、ではありますが)
 
また、80作品の展示ですが、
『四つの花「カーネーション」、「ユリ」、「バラ」、「アイリス」』も展示されています。
 
ただ、これらの多くは、堺市にある『堺市立文化館 堺 アルフォンス・ミュシャ館』から
借りているものと、目録にありました。
 
ほか、プラハ市立美術館からの展示物借用と、OGATAコレクションからの
借用展示が大半です。
このOGATAコレクションは、日本人の尾形さんが集めたものだそうで、
日本の美術館と日本人のコレクターの作品で展示が出来ていることが
なんだかすごいことだなぁ、と感じてしまいました。
 
(なお、土井コレクション、OZAWAコレクションもあるみたい。)
 
日本人はミュシャ、好きですね(笑)
 
なお、絵を観た後はかならず、ポストカードを買うのですが、20作品のポストカード買うと
1枚150円なのでそれだけで3000円、と図録の値段を越えるので、
買いませんでした。(なんせあの大きい絵が絵葉書サイズって、、、)
 
いつかチェコに行って、実際の展示が観れたらいいなぁ、と思いました。
 

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2017年4月15日 (土)

2017/04/02_大英自然史博物館展の始祖鳥を観てきました。

いま、上野で、『大英自然史博物館展』が行われています。

ここの展示の目玉が『始祖鳥』です。

P4020119

始祖鳥の化石って教科書でしか見たことなかったので、
先日、行ってきました。

なお、上の写真は自分が取ったものですが、

説明みると、撮っていいのですが、フラッシュとか、三脚とかはダメです。
そして、展示によくある音声ナビ(イヤホン)は、山田孝之さんですが、
そのポスターの写真はダメ、と言われました。。。

意味不明。。。

まぁ、別に良いのですが(笑)

今回の展示は、『大英自然史博物館とは』という内容で、
そこには、『進化論』があり、、そして、大航海時代の博物学的な収集による
コレクションといったものがあります。

ダーウィンの進化論の生原稿や、
ガラパゴスのゾウガメのはく製、モアイ、ドードーのはく製など。
名前は聞いているけど見たことが無かった生き物のリアルなサイズが
はっきりわかります。

そしてコレ。

なにかわかりますか???

P4020133

そう、リョコウバトのはく製です。

ドラえもんの『モアよドードーよ永遠に』という話で、絶滅した鳥として出てきます。

P4020129

ドードー。

その骨。

P4020130

モアの化石もあったんですが、写真撮ってなかったです。。。残念。

こんな動物好きならば、きっと記憶にあるだろう話をリアルに感じる展示でした。

P4020118

もうひとつの始祖鳥

(何枚か発見されていて、そのうちの一つです。
 それはこれも含めて発見地はイギリスではないです)

P4020137

ネアンデルタール人のゲノム。

そして他にも雑学的に面白い展示が結構ありました。

呪いの宝石や、ウソの化石の話などなど。

そして、、、これらの勉強の締めくくりに、『ナイトミュージアム』を
本日家で観たんですが。。。

なんと、この映画の話は『ニューヨーク自然史博物館』

『大英自然史博物館』ではありませんでした。

展示に始祖鳥の化石がよみがえる映像があったので、
てっきりこの映画から持ってきたんだ、と思ってたんですが。

(三作目の『ナイトミュージアム エジプト王の秘密』も
 『大英博物館』ということで、大英自然史博物館ではないそうです。。。)

く、、、いいよ。今度、本物観てきてやるっ!!!(笑)

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2015年6月10日 (水)

2015/6/7 マグリット展に行きました

殿さんからのお誘いを頂き、六本木へ『マグリット展』を観に行きました。

昔、なんかの教科書の表紙だったり、という記憶がある人が多いかもですね。

こんな感じの絵とか、インパクトありますよね。
(教科書の絵は、下が海の絵の方ですね)

Mag_01

これも有名です。

Mag_02

マグリットが生まれたのは1898年。亡くなったのは、1967年。
本当に最近の方です。

この方が生まれた時には、もうカメラが生まれているわけです。

ロール型のフィルムカメラが生まれたのは1925年だそうなので、
このころの絵画を描いていた人たちは、
当然、ポスターの仕事をしながら、写真を利用して絵を描き、
さらに、写真では実現できない世界を模索したりしています。

シュルレアリズムって、現実ではない、非現実な世界。
夢や無意識の世界を描く世界ですからね。

新しい発想を求めていた芸術家がたくさんいた時代っす。
そう考えて絵を観に行くと、絵の印象だけではなく、
そこに盛り込まれた思想とか、発想とかにやっぱり興味が湧きます。

絵は、観て感じること、でもありますが、
発想や考えを表す表現の世界でもあるということで、
そういうのぞき方も有りかと思います。

あ、素人の意見っす。。。

で、さらに素人意見で書くと、
この時代の方の作品数がめちゃくちゃ多い(笑)

発想、ひらめきなど描き続けるにはスピードが要求されますからね。

自然とその作家の心の状況に左右され、作品の大きさや、筆のタッチも
変ってきます。

なので、自分が絵を観に行くときは、事前にどんな人生だったのか、を
情報として仕入れて。
さらに作品の作成年月を見ながら、その作家の気持ちを想像していきます。

今回の作品展の面白いところは、各作品の横にマグリット本人の1950年頃の
インタビューに答えた記事から抜粋した解説があったこと。

本人の意見の直訳らしいので、いかれてんじゃねーのか? と
思ってしまうような訳の分からない事もたくさん書かれていたと思いますが(笑)

なかなか、面白い展示でした。

今回の展示会はそれほど混んでおらず、結構、しっかり見てこれました。

ただ、以前観たことの有った岩の上にお城のある絵、とか、
今回ない絵もいろいろあったように思います。

6月29日まで開催されていますので、興味があれば是非~♪

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2015年5月31日 (日)

2015/05/31 鳥獣戯画展を観に行きました

今日は、また絵を観に行きました。

上野で開催されている、『鳥獣戯画 -京都 高山寺の至宝- 』です。

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会期:  2015年4月28日(火) ─ 6月7日(日)
会場:  東京国立博物館 平成館
開館時間:午前9時30分 ─ 午後5時
     (金曜日は午後8時、土・日曜、祝・休日は午後6時閉館、
      入館は閉館の30分前まで)
入場料:大人 1600円 大学生 1200円 高校生 900円 中学生以下無料
 
なんでも2時間待ち、、、とかいうので、いつものように朝2時間前に
行きました。
そいたら、もうすでに並んでいる人たちが。。。
 
チケット未購入の人たちの列は別に出来ています。
 
以前、キトラ古墳展に行ったとき、チケット購入していない人は購入後に並びなおし、
と言われて早く並んだのにチケット購入後に並び直すことになったり
という苦い思い出があり、味気ないのですが、先にぴあで買っておきました。

絵の掛かれていない、ぴあチケット。。。本当に味気ない。
 
でも、チケット購入者も門の会場と一緒に並び直さず入れるのね。。。

門の会場は9時00分くらいだったかな。。。
その際にチケットを一旦確認します。
 
そして、門をくぐり、敷地に入ると平成館の前に皆並びます。
ここが本当の並ぶところ。
 
でも自分たちの前には200人程度かな、
開場時間も9時15分と早くしてくれたのですが、
10分くらいで入れました。
 
そして展示物のお目当ての『甲巻』の展示会場へまっすぐ進みます。
まずはそこにみんな進みます。
最初から列が出来るので、会場自体が真ん中に並ぶように整理用の仕切りがたくさんたてられています。
 
そこに入って並んだところでちょうど9時30分。
列は一列で並んで進んでいきます。
そうすると、絵巻のひととおりの内容が観れる形になっています。
 
絵を観終わったのが9時50分。
 
良い感じに見れて良かった。
 
なお、会期中に絵巻の前半分と後ろ半分を分けて、
前期展示/後期展示と内容を変えています。
 
今回は後期展示になりますが、前期部分は、写真のパネルを大きさ同じにして
後半の絵巻に繋がるような並びで展示していて、
途切れている感覚が無いよう工夫しています。
 
なので並んで進んでいけばじっくり見ることが出来るようになっていました。
 
後半の展示で見たかったのは、教科書とかでも載っているこの絵。(甲巻)

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写真は2段重ねるように編集していますが絵巻なので横に長く繋がっています。
 
ただ、もともとは半紙みたいな紙をつなげてひと巻きにしているので、
境目には、『高山寺』 の朱印が押されています。
 
かえるとうさぎの相撲、見たことありますよね~♪
 
なお、この鳥獣戯画は、高山寺のものですが、一部一部、切り取られて
掛け軸にされていたりします。
なので、個人所有の鳥獣戯画の一部、というのもあり、
今回それらも集めて展示していました。
(前期にのみ展示されていたものもあり)
 
そして、高山寺のお宝ですが、
以前観た俵屋宗達の『雷神風神屏風図』と同じように
お寺で見れるのはコピーです。

2014/05/20 『栄西と建仁寺』展に行く 参照
 
本物が観れる機会、なかなか無いかもです。。。
 
金額は高いですが、頑張れば十分満足できるように見れます。
来週末までなので、見れていない方、オススメします。
 
(特別、感動はしないですけどね。笑っ)
 
今回観覧に掛かった時間ですが、9時15分には開場して。
平成館を出てきたのは、他の展示物(子犬の彫り物とか)を観て、
絵葉書を買って、10時30分ごろ。
 
その後、自在置物の展示があるということで、それを観に行って、
11時には出てきたのですが、そこに書かれていたのは

   平成館(会場) 入場まで、 160分待ち
   会場内『甲巻』の観覧まで 180分待ち
 
朝早く行ってよかった(笑)

補足:鳥獣戯画の絵巻物は、4つあります。
    甲、丙、乙、丁 です。
    ただし、兎と蛙の遊んでいる絵は、『甲巻』になり、
    他は、かなり雑な絵が多いです。
 
    なので、他の絵はみなあまりならばず、スカスカです。
 
    感動したのは、絵の展示ではなく、木彫りの展示で、
    鹿と馬が飾られています。
    この鹿が本当に生き生きと彫られていて素晴らしいです。
 
    あとさらに先に進むと白い衣を纏った如来像(?)も
    あるのですが、これも素晴らしいです。
 
    ちゃんと他にもいろいろ見所はありますよ~♪
 

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2015年5月17日 (日)

5/16 フェルメール 「天文学者」を観てきました。

今日は朝から絵を観に行ってきました。
2月から六本木で行われていたルーブル美術館展。

6月1日までで、次は京都に移ります。

さすがに京都に行くのは無理なので、
さっと、行ってきました。

http://www.ntv.co.jp/louvre2015/

 
そして、フェルメールの 「天文学者」

F1

う~ん、味がある。。。というか、好きですね。。。やわらかいところが。
 
大きさは、窓の大きさ程度。(51cm×45cm)
 
額縁も地味な感じ。
 
絵を観るときは、絵の大きさが一番の気になっているところです。


 
ちなみに、今回の楽しみはこの絵だけ。
 
会場の中は結構混んでいたので、ちゃっとこの絵だけ見て、ちゃっと帰りました~♪

今回のルーブル美術館展は、「風俗画の歴史を一望」ということですが、
個人的にはあまり興味がないところなので無視(笑)
 
音声説明も無視♪
 
20分くらいで終了~♪
 
いつも疲れ切ってしまうのだけど、これだと楽。
 
それよりも同美術館で行われている、「マグリット」展の方が面白そうです。
来月には行けそうです。
 
なお『フェルメール巡礼』は、これで、16作品♪
30数作品しかない、ということなので、約半分、、、としておこう。
  
(でも、2007年の「牛乳を注ぐ女」が観れていないのが悲しい。。。)
 
■2008年「フェルメール展」
 http://tarune.cocolog-nifty.com/tarune/2008/11/post-8.html

 1.マルタとマリアの家のキリスト (初来日)
 2.ディアナとニンフたち
 3.小路
 4.ワイングラスを持つ娘 (初来日)
 5.リュートを調弦する女
 6.手紙を書く婦人と召使い (初来日)
 7.ヴァージナルの前に座る若い女 (初来日)

■2009年 ルーヴル美術館展
   「17世紀ヨーロッパ絵画」
 http://tarune.cocolog-nifty.com/tarune/2009/06/post-2.html

 8.レースを編む女

■2011年 「フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画」展
 
 9.地理学者

■2011年 「フェルメールからのラブレター」展
 
 10.青衣の女 (初来日)
 11.手紙を書く女
 12.手紙を書く婦人と召使

■2012年 マウリッツハイス美術館
   「オランダ・フランドル絵画の至宝」
 http://tarune.cocolog-nifty.com/tarune/2012/07/630-a26f.html

 13.真珠の耳飾りの少女
 14.ディアナとニンフたち


■2012年 ベルリン国立美術館展
   「学べるヨーロッパ美術の400年」
  (URLは上のものと同じ)

 15.真珠の首飾りの少女 (初来日)
 
■2015年 ルーブル美術館展
 
 16.天文学者 (初来日)   ここまでで来日20作品らしい。。。

そして、、、
 
■2016年 フェルメールとレンブラント展 (予定)
 xx.水差しを持つ女 (初来日)

早くも楽しみっす!

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2015年2月27日 (金)

バンクシーの絵

このリンク先を観てもらえれば、と。

http://www.inspiration-gallery.net/2012/01/07/banksy-art-40/

センスいいので、こんな絵だったらうちの壁にも、と
思う人がでるのもわかる。

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2014年5月25日 (日)

法隆寺 祈りとかたち 展にいきました。

今日、NHKの日曜美術館(再)で流れますが、鈴木空如の絵を観に行ってきました。

http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2014/0518/
 
でも、鈴木空如の個展ではなく、「法隆寺 祈りとかたち」展というものです。
 
ここに、法隆寺の金堂壁画の模写が飾られているので、
観に行こう、と思ったのでした。
 

020
(こちらは現代の技術で、複製したものです)

この壁画ができた時代、それは7世紀末(600年代後半)
 
そう、先日観てきたキトラ古墳と同じ時代です。
そして、この法隆寺を作ったのは、聖徳太子、と言われています。
 
キトラ古墳と同じ時代の絵があった、それも聖徳太子の時代。
そう考えると見たくなりますよね。。。
 
ですが、法隆寺の金堂壁画は、現在は燃えてしまっています。

(空襲を避けるために解体していた法隆寺。
 戦後、それを元に戻す工事をしていた時、原因不明の出火により、
 燃えてしまいました。仏像などは、解体していて別のところにあったので
 燃えなかったということです。)
 
昭和24年の時の話です。
 
このことで、すでに見れなくなってしまった壁画に民衆の関心が高まり、
鈴木空如という、法隆寺金堂壁画を3度も模写した男にも
脚光が浴びることになります。
 
そう、3度も、誰かに頼まれたから、ではなく、描き続けた人です。
それも原寸大。。。
(壁画は、全部で12枚あり、それが3セットですよ。)
 
 
そして、仏の絵について、空如は、
「仏は男でも女でもない。それを描き分ける線が難しい」
などと言っていたそうで。
 
ただただ、もうどんな絵か観てみたくって観てみたくって。(笑)
 
それで、今回6号の絵は今週いっぱいだったので慌てて観に行った次第です。
 

021

(こちらが、鈴木空如の模写した絵です。)

始めてみた感想は、
 
模写として観たらいいのか、芸術作品として観たらいいのか、
さっぱりわからない。
確かに、顔の表情、指の力の入れ方、など、全てが迷いのない線で描かれていて、
どきり、とする美しさがあります。
 
それらを多くの色が見事に取り巻いているのですが、
剥げ落ちた壁の色、汚れ、それらをすべて描き切っているんです。
写真のようにうっすらとした汚れを再現しているのではなく、
点描のようなタッチで描かれているんです。
 
だから、模写ではない、本物をもうひとつ、作り上げたんだ。
 
そんな気持ちになりました。
 
実物を観てみたい。。。そんな気にもなりますよね。。。
 
で、じつは、金堂壁画、
ただ、完全に灰になったのではなく、燃えた後のうっすら絵の跡は残っています。
今は大事に法隆寺にて保管されているそうです。
法隆寺には現在、模写の絵が飾られています。
 
そして、この燃えてしまった絵を一般公開しようかと、いう話もあるようです。
楽しみです。
 
なお、この展覧会が東京芸大で行われた理由ですが、

明治21年に東京美術学校(のちの東京芸術大学)を開校し、
初代校長となった、岡倉天心。
 
「日本近代美術の父」と呼ばれているそうですが、
日本美術史をまとめたり、法隆寺の調査、保護に力を注いでいたそうです。
 
そのため、模写についても大学主体で進めたり、と言った経緯があったみたいです。
 
岡倉天心って名前は聞いたことあったけど、そんな人だったんですね~♪
 
そして、実は展覧会をもうひとつ。
 
この東京芸術大学の「別品の祈り-法隆寺金堂壁画-」にも行きました。
 
これ、入口の反対側にある別棟で開催していました。
ちっちゃな展示ですが、これが面白い。
 
金堂壁画を、リアルに復元する技術に、印刷技術を利用しています。
リアルな壁の質感に印刷し、そこにさらに手描きで補完しているそうで、
その技術を観て感じることができます。
 
この技術を東京芸大で開発したらしいです。
美術品を保護する方法、世界各国でも共有できる方法、として、
開発したらしい。
 
なので、ここの展示はまさに、壁画が飾られている状態です。
 
(写真撮れるから、撮ってくればよかった。。。)
 
ここも併せてみることをお勧めします。
 
こっちは無料だし。






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2014年5月20日 (火)

バルテュス展に行く

今日はブログを更新していますが、すべて一日で観たものです。
一気に行き過ぎた気がしますが、あとあとだと行けなくなっちゃうので
大変ありがたいっす。

さて、次に観たのは東京都美術館で開催中の『バルテュス展』です。

 

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この絵を観たとき、自分の好きなノーマン・ロックゥエルの絵のようで、
こんな人がいるんだ、と感動したんですよ。

ただ、絵が、なんだかエロを意識している感じで、「う~ん???」
という感じもありながら、
でも、展覧会のコピーに 「誤解や非難を浴びながら。。。」などと
書かれているので、
どんなドラマが、この人の人生にはあったのだろう、、、と
興味が湧いて行きたいなぁ、と思っていました。 

今回絵を観ていろいろ感じたことは、
自由に生きた人なのだと、思いました。

誤解? 非難? 関係なかったんだろうなぁ、、、と。
ただ、評価されないこと、が嫌いだったのでは、と思いました。

だから、自分の想像したものとはちと違う結果になりましたが、
いくつか気に入った絵の絵ハガキは買いました。

まずこれ。

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一番有名な絵のこの作品。『夢見るテレーズ』です。
 
自分の中では、よくありがちな女の子のしぐさ、を捉えたお気に入りの作品です。
 
ね? ノーマン・ロックウェルっぽいですよね。
 
それと、これ。

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『ミツ』
 
11歳のとき、愛猫のミツの絵本を作成した。
これに義父が感動し、冒頭に詩を付けて出版したそう。
 
これがたしかになかなかいい出来で。
 
  子猫を連れ帰って可愛がっていたのだけど、
  子猫は本当は外の自分の世界に帰りたかったのかもしれない。
  ある日、居なくなってしまった。
 
ただただ、こんな話なのだけど、
猫と過ごした時間が、数十枚の絵で表現されていて、
最後はお別れがあり、ちょっと悲しい話ですが、、、
お別れの前の数枚の絵の中で、
解ってるんだ、ミツは外に出たかったんだもの、ということが、
伝わってくる絵があって、なんだか、良いものを観た感じになりました。
 
そう、こんな絵で、小さい絵で、何枚も書かれていて、
本になっていたようです。
 
今週末の日曜日にNHKの日曜美術館で特集が流れるそうで。
ちと興味津々です。
こちら

続きを読む "バルテュス展に行く"

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栄西と建仁寺展に行く!

さてさて、上野でキトラ古墳を観た後、続けて、『栄西と建仁寺』展に行ってきました。

建仁寺 というと、京都三十三間堂の近くにあって、
以前の旅行では20分くらい歩いたら着いたと思います。

その玄関には、あの有名な絵が飾ってあります。

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  俵屋宗達 作 「風神雷神図屏風」

でも、玄関にあるのは模造品なんす。

(まぁ、たしかに入口においてあることなんてありえないんですが。笑)

ただ、行ったときに、本物がなくてがっかりするんですよね。。。

でも今回、やっと本物が見れる!

それも話によると、5年ぶりの展示っす!

また、尾形光琳という『燕子花図』(原宿の美術館にありますね)を描いた、
琳派の絵師さんがいますが、このかたが、「風神雷神図屏風」を模写しています。

なんと、会場である東京国立博物館には、こちらの「風神雷神図屏風」があり、
会場はちがいますが、見比べることができるいいチャンスなのです。

さて、見比べてわかりますか?

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■俵屋宗達 作(上作品)

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■尾形光琳 作(上作品)

一見、同じように見えますがいろいろ違います。

筆のタッチや雰囲気とかも違うのですが、
明確な違いは、雷神の色の使い方です。

赤を多様に使っているのが光琳作のほうになります。

もともと、風神は、青(緑)、雷神は、赤、と決まっているそうですが、
俵屋宗達の絵は、髪の毛のみで、あとは白を基調としています。

その違いのためか、雲の色も違うのです。

雷神なのに雲が薄い白っぽい色なのです。

理由はよくわからないですが、面白いですね。

なお、俵屋宗達は、「たらしこみ」という技法を創案したそうで、
その後、尾形光琳など、琳派にこの技法は引き継がれていきます。

たらしこみ とは、水の多めの墨で書いた後、乾かぬうちに墨を流し込むことで
にじませる効果を狙った描き方だそうです。

これは、その雲の表現で利用されているそうです。

雲、実際に見るとどうやって描いたのかよく解らなかったです。

だって、滲んだように見えないから。

もう一回見てみたいなぁ。

なかなか見ごたえありました!!!

ちなみに、俵屋宗達は1600年前後の人で
活躍したのは江戸時代初期になります。琳派の祖だそうです。

 

そして、今回の「栄西と建仁寺」展
この絵だけのための展示ではないので、そこの説明を。

栄西は、禅を日本に伝えた中国の人です。
鎌倉時代初期の人です。

禅は、もともとインド発祥の教えで釈迦由来の仏教です。
達磨が西暦500年頃、中国に伝えたものだそうです。

達磨がインド人だった、というのもびっくりだし、聖徳太子が生まれる前の
ひとだった、というのもびっくりです。(笑)

    雪だるま、も実はインド人だったのですね。。。

禅は、仏教の中の一宗派であり、禅もさらに細かくあるそうです。
なんでも日本に来た時46の教えがあり、しかし弟子に伝えられて流派、と
なったのは24。

そのうちの一つが、栄西が祖となった臨済宗だそうです。

(達磨が中国に入る前にも禅はいろいろな方が伝えていたようです。
 歴史をもれなく伝えるのは難しい。。。
 なお中国では衰退して、江戸時代頃には無くなってしまったようです。
 また、日本と中国の禅は、内容がかなり違うようです。)

禅は座禅のイメージがありますが、精神修行として座禅をします。
Wikiにもありますが、
「修行者本人の疑問・疑団が解消されるまでは、逃げずに疑問に正面から向き合う」
というものだそうです。

そして、心のありようを客観的にとらえ、それを積み重ねることで己の中の仏を
見出していくもの、だそうです。

そう、教えてもらうのではなく、自分で自分を問い、答えを見出してく、という
教えのようです。

注意: ただし、これは心の問題についてですよ。

         仕事とかに結び付けないでね!!!

そして、面白いのは、霊魂の存在を否定している点。
 
心は常に変化しており、一定ではない。そう考えると今ある心もすでにない。
幻のような存在ではないか。
体も同様に物質があつまっているが、いつかはただの物質へと帰っていく。
体も、心も幻である。
幻であるが故、死なない。
死なないからこそ、永遠である。
 
そんな考えだそうです。

(霊魂を認めるということは、生きることへの執着を生み、
 執着は教えに反するそうです。)
 
う~ん、面白い。
 
まぁ、今回の展示は、『禅とは』というものではなく、
禅寺の建仁寺にある文化を展示していたもので、
ここにたくさん書いた『禅』の話はあまり関係ないんだけど、
興味がわいて調べたので書いてみました。
 
間違いも多少あると思うので、読んだ方はちゃんと調べてみてほしいっす。

(禅の教えを数行でまとめるなんて、出来っこないですからね。。。)

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