20013/10/06 竹内栖鳳の展覧会
今更ですが、絵を載せたかったので、写真を撮るまで時間が掛かりました。
10/6 朝からいってきました。
本当は休みにゆっくり行きたかったのですが、
午後から仕事が入りましたので、朝、さっくり見てきました。
『竹内栖鳳(たけうちせいほう)』展 です。
江戸ー明治の間に出てきた絵描きが好きで、
ちょこちょこ観にいってますが、どんな作家が居たのか、などは
よく知りません。
画家の詳しい情報、他の作品については、
以下のURLから、参照ください。
なかなか魅力的な絵がそろってますよ。
特設ホームページ : http://seiho2013.jp/
いちおう、素人目での感想になりますが、ちと書きます。
絵を見て、写真の影響も受けているように思いました。
構図がリアルなんですよ。
像の絵とかあるんですが、はみ出ちゃってます。
普通に絵を描いていればそんなことはしない。
きっと写真を観て、そのフレームにおさまった感覚の
いいところに気がついたのだと思いました。
ライオンの絵とかも描いてるんですが、
明治初期にも動物園があったんですねぇ。。。
補足:
上野動物園は 明治15年開園。
最初は家畜のみ。
明治 20年 トラを入手(イタリアの曲馬団にヒグマと交換。)
明治 21年 アジア像を入手(清国 シャム皇帝からいただく。)
:
明治 35年 ドイツより、ライオンなど入手
あと、絵を描くってこういうことなんだ、とも感じました。
被写体を完全に自分の中で消化しています。。。
だから、猫の絵にもちょっと嘘がある。
でもそれがリアルになる。
フェルメールの『ミルクを注ぐ女』も、写真再現すると、
テーブルが5角形になったりするらしく、ありえない絵らしいですが、
逆に観るものがリアルに感じてしまう。
だって、人は動きながらモノを多角的に捉えていますから、
頭の中で補正しながら、モノを観ているはずですものね。。。
海洋堂の動物フィギュアも嘘が少し入ることで、本物らしくなるそうです。
あえて、そうしているそうで、しかし、学者からはホンモノに近い、と
言われていますね。
『筆は画家にとって、武士の刀と同じだ。
常に身から話さずに持っているものだ。』
そんなことも言っていたみたいで。
たしかに、そうですね。。。
この人の絵の描いた量はきっと半端無い。。。
同じように描きたければ、同じように練習しないとね。
絵を描きたくなったっす。
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竹内栖鳳展 近代日本画の巨人
開期 : 2013.9.3-10.14
東京会場: 東京国立近代美術館
観覧料 : 一般=1,300円 (1,100円/900円)
大学生=900円 (800円/600円)
高校生=400円 (300円/200円)
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コメント
たるさん
この頃 全然絵を観に行かなくなりました。
もっぱら パソコンでイラスト観てます。
日本画って遺伝子に入ってるのか
観ると 心が落ち着きますね。
たるさんはほんとに まめ です。
投稿: グランマ | 2013年10月19日 (土) 18時07分
グランマさん。
自分もついつい、忘れてしまって、、、
今回も、慌てて行った感じです。
前回の高橋由一も
ギリギリでしたもの。
もう少し、計画的にいろいろしたいものです。。。
投稿: たる。 | 2013年10月20日 (日) 00時51分
そういえば、たるさんは絵のセンス抜群ですからね♪
こういうのが好きなの良くわかります。
そういえば、絵なんて全然観に行ってない!
最後に観たのは、「ルネ・マグリット展」だったかなぁ。。。
投稿: ペタシ | 2013年10月22日 (火) 13時43分
ペタシさん。
いや、、、絵は。はははっ。
「ルネ・マグリット展」って、東京駅の大丸でやってたの
ですかね?
あ、そいえばそんな話をしていた気が。
そして、今度行きましょう、ともはなした気が。。。
すみません。忘れてました。。。
投稿: たる。 | 2013年10月23日 (水) 01時33分