さて、つづき。
8:30 出発。
バスの中では韓国の添乗員が、南北の歴史、DMZの歴史、板門店の歴史を
教えてくれます。
そのうちに漢江河(ハンガン)と、イムジン河が合流するところを過ぎていきます。

もう、川向こうは北朝鮮です。
韓国軍もちろちろと、監視台にいます。
バスは、最初にイムジン公園に着きました。
バスが並ぶところで、止まりますが、降りれません。
ここで、DMZに入る手続きを行って、書類を運転手が受け取っていました。
9:30 5分くらい止まってましたが、ここから、いよいよ、DMZ内に入ります。
ヒュンダイ社長が、朝鮮出身者で、牛を売ったお金を持って韓国側にきたそうで、
今は車の会社で大成功したので、食料で困っている人たちを助けようと牛を運ぶ為に、
大きな橋を掛けたそうです。
その道を渡って、DMZ内に入ります。

バリケードとかすごいです。
で、写真は窓外はここまでしか写せません。
いろんな施設などが北側に伝わってしまうことがないよう、制限されているのだそうです。
9:40 まずはトラサン駅!

仲良くやりましょう、という話し合いが北側と出来たとき、鉄道が必要です、という話になり、
作った線路と駅です。
中にも入りました。

ただし、手売りのチケットを窓口で買う必要があります。

10:00くらいまでココに居ました。
そして、
10:05 第一展望台

ここからは、北朝鮮側が見えるのです、、、が、曇っていて全然見えない。

今の時期は霧が出るのかなぁ。。。
そして、写真はこの線を越えては写してはいけません。

なんでも肩車してうつせばいいだろう、とやった人が居たらしいですが、
その人たちは、ツアー中止になったらしいです。
悪ふざけは通じない、、、でもそれには理由があるのです。(のちほど。)
このあと、10:30くらいまでいました。
10:35 第3トンネルです。
トンネルは居る前のヘルメット。

青はケーブルカーの人用。黄色は歩いてはいる人、のはず。。。写真が撮れないのでウル覚え。。。
トンネルは行きはケーブルカーに乗っておりました。
帰りは歩きでも、ケーブルカーでもどちらでも大丈夫ですが、歩きもこの乗り物も、
10分くらいかかります。
坂ののぼりは結構きついですよ。。。
その中では写真は禁止。荷物も持って入れません。
全部、ロッカーにおいていきます。
水も垂れてくるので結構汚れます。
これは、北朝鮮側がソウルに向けてトンネルを掘っていたもので、
亡命したひとの証言で判明しました。
しかし、どこを掘っているのか解らないので、パイプを幾つかの間隔で埋めて待っていました。
あるとき、水しぶきが上がった菅がありました。
ダイナマイトを使ったために噴出したものです。
そのあと細い菅を近くに埋めて水をいれたところ、水がたまらないところがあり、
下に穴があることがわかりました。
そうして見つけたのが、このトンネル。
でも見つけたのはこれで3個目なので、第三トンネルという名前です。
こんなものも置かれています。

さらに、南北を併せよう、的なオブジェも。

そして、こんなお土産も。

11:50くらいまでいました。
これで、DMZツアー(板門店をのぞく)は終わりです。
バスの中では、先ほど廻った要所要所で集合写真を撮っていたのですが、
アルバムに貼った物をサンプルです!買いませんか、と来ていました。
。。。買っちゃいました(笑)
食事になります。
12:05 食事できる店に到着!
DMZから抜け出て、イムジン河とハンガン河のぶつかったところあたりのようです。
やた、プルコギ!

韓国に来て、やっと肉らしい肉っす!!!
ここは、席が決まっているので、ミンさんたちと4人で座ろうとしたら、2人ずつ、
別々の場所になっちゃいました。
そりゃ、鍋だもの、むりですね。
12:50くらいまで食事で、そこから、イムジン公園に戻ります。
ここで、イムジン公園散策です。
まずは、南北戦争時に銃撃されDMZ内で放置されていた、機関車。

やっぱり迫力がある!
そして自由の橋。(の行き止まりのところ)

この先は線路で、右側にはイムジン河を越える鉄橋が続きます。
さきには、トラサン駅があるのですが、南北戦争の際、捕虜になっていた人が、
鉄橋をわたり、韓国側についてこの橋をわたって、やっと開放されたそうです。
そのため、自由の橋、というそうです。
そして、南北戦争時の戦車や飛行機も公園に置かれています。

こんな感じで自由時間をすごしましたが、
午前中のDMZツアーのみ参加の方は、ここまで。
11:40に集合して、別バスでロッテホテルへ帰ります。
板門店に行く人は、11:50に集合します。
バスの乗る席はさっきと同じ席っす。
ここから、アメリカ人のツアー客がバスの後ろ側の席に相乗りです。
ここから、板門店に行く、まえに、国連軍のいるところ(今はアメリカと韓国のみらしい)に
バスは移動します。
ここからは、写真撮影OK、と言われたところでしか、撮れません。
国連の方(韓国軍)の兵隊がひとり乗り込んできます。
パスポートチェック後、服装チェックがはいります。
服装ですが、自分達は、正装しないといけないのだと思い、革靴(トンネル入るのでぬれないようなもの)と
ワイシャツ、チノパン、といった服装でしたが、スニーカーや、ジーンズの方もいました。
ただし、兵隊さんによって、判断が変わる場合もあるそうで、
服装はこれがベスト、というものは無いみたいです。
ただ、ツアーの方がいうには、
「なにか危険があった場合に指示に従って避難します。
このとき、サンダルなどでは逃げられないので、当然、そのようなひとは置いていきます。
時間厳守も、言うとおりにしてもらえない人は、連れて行けない、という理由です。
以前、北朝鮮側のツアーでソ連のかたが板門店で走って韓国側に入ったことがあり、
その時は銃撃戦になりました。そんなとき、すばやく避難させられないと。」
とのこと。
なので、正装、というよりは、相手側を刺激しない服装で、さらに動きやすい服装。
兵隊に間違われない服装。ということのようです。
で、今回はだれも返される人は居ませんでした。
中に入れるようにバッチを受け取ります。
そして、バスをおりて国連の建てやに入ります。
ここで、映像をみて、板門店の歴史や、南北の歴史を簡単に見ます。
映像は、英語ナレーションですが、添乗員がその時その時で日本語で説明します。
なので、アメリカ人は前のほう。
日本人は後ろの方の席でまとまって映画を観ます。(10分くらい?)
映画を観終わったところで、書類を渡され署名します。
「危険があっても命の保障はしません」、というもの。
ここで、トイレ。(ちびりそう、と言うわけではないですが。笑)
もうすぐ、板門店なのです。
映画の後は、バスを乗り換えて入っていきます。
変な建物前につくと、この先が板門店、だそうで、バスを降りて2列で進んでいくと、
映画「JSA」でもみた、青い建物があります。

この時点では写真撮影はまだ出来ていません。(あとで撮ったものを前に持ってきました。)
そして、2列で前に進み入っていきます。
中はこんな感じ。
中に入ったら、撮影ドウゾ、と許可が出ました。

中には韓国軍の兵が2人います。
この兵隊さんとならんで写真撮ったりしていいそうで、みんな撮りまくりです。
兵隊さん、まったく動きません。
そして、サングラス。
これは北朝鮮側の兵と、目で威圧することをさけるため、まったく透けて見えないサングラスを
しているそうです。
外では兵隊が半分だけ見ています。(これも有名ですね。)

そして、国境の意味をなす分岐線。のコンクリートです。
映画「JSA」でも、つばを掛け合うシーンで出てきました。

中での写真撮影がおわると、写真撮影は出来ません。
そして、外に出てきて、並ばせられて、ここで写真撮影OKが出ます。
(ここで撮ったのがさっきの写真。)
向こう側が北朝鮮の建てやで、北朝鮮側の兵士が実際にこちらを観ています。
そして、バスに戻り、バスが青い建物の前を通るとき、再度、写真撮影OKが出ます。
そのまま進み、バスの中から、ポプラ事件の現場あと、
自由の橋と、その前にある、監視施設、の写真撮影許可が出ます。
こんな感じ。


このあと、バスは北朝鮮の村の見える道、旗の上がっているのがよく見える道の前をとおって、
先ほどの国連の建屋に戻ります。
ここで、バッチを返して、お土産を会に入ります(笑)
自分は韓国から絵葉書を送ろうと、絵葉書を。
弟は、板門店Tシャツ を買っていました。
あ、お土産と言えば、命の保障ないです、書類。ここで返してくれました(笑)
これが本当のお土産かも。
そこからは、もうまっすぐ帰りです。
17時ごろ、ロッテホテルに到着し解散です。
ここで、ミンさんたちとは別れました。(つづく)
最近のコメント