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2009年10月26日 (月)

献体の話。

『献体』とは、亡くなった人が、解剖学の実習のために体を提供するものです。

日本では、あくまでも『遺体解剖実習』までしか出来ないようで、
トレーニングなどは行なえないそうです。
なんと、トレーニングする為にわざわざ海外まで行くそうです。

ってことは、実際の難しい手術は、本番で行なうしか無いという事ですね。
(ただし、他の動物とかで行なったりするそうですが。。。)

今回、何故こんな話を書いたかというと、
昨日、お寺さんで 十夜法要 がありました。
お寺さんでは、法要があるたび、その度にいろんな方が1時間の講義を
してくれるのです。
そして、今回は住職自らのお話で、タイで行なわれている献体の話でした。
映像交え話してくれました。

通常、日本で行なわれる場合は、献体していただいた方の名前、経歴、家族など
知らない状態で行なわれるそうです。
しかし、タイでは、学生と家族が対話し、献体提供者のことを理解したうえで行ない、
さらに、その後の葬儀まで出席するそうです。

人と人がここまで関わりあって、死んでいく。
また、死んだ人の想いを、今生きる人、これから生まれる人へ、
繋いでいく、という行ない、
とても素晴らしい事だと思いました。

しかし、日本では難しい、といいます。
確かに、そこまで提供者と関わることが良いことなのか、
自分でも、よく解りません。

でも、これからの人を助ける為の方法としては、自分の体を提供する、
というのは、大切なことだと思いました。
でも、やっぱりちと怖い。。。

さらに講義では、患者が死を目前にして頼る人は家族であり、
なくなるまで居たい場所は、自分の家であること、
医師は、亡くなるまでのことだけしか出来ず、
住職は、亡くなったところから事だけしかできない、といった、
本当の患者の想いと、実際の出来ている事のギャップなど、
答えの無い話ですが、統計グラフから話をして頂きました。

先日、実は解剖学の本を買って読んでいました。
でも、提供者のことなど意識していませんでした。
献体提供者がいてこその情報なのに、なんとも思わなかった事が
ちと怖かったです。。。自分勝手ですよね。

NPO法人の「MERI Japan」という、
「献体を使った手術トレーニングを日本に普及させよう」とする団体が
2007年に活動し始めたようですが、本当に最近なんですね。

自分達はあまりにも世の中の現実や、他人の事を知らずに生きている。
医療のサービスでもなんでも、当たり前のように受けられると思っている。
最近、「JIN」という、テレビドラマを観て泣いてしまったりしているけど、
もっともっとリアルな、過去でなくとも、今でも不自由な事が
沢山あるのだ、と思いました。

医療だけではない。
他の仕事でもそう。
真面目に解決方法を考える人たちがいれば、きっと少しずつ変わって、
後世に繋がる道が出来るはずですよね。
今の自分が成功せずとも、誰かが行なってくれれば、という思い。

昔の日本では技の伝承に養子は当たり前。
大切なことが、ぽっかりと抜けてしまっているようにも感じてしまいましたよ。

もっといろんな本を読み、いろんな人に会いたい。

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コメント

こんばんわ。

投稿: hino | 2011年10月15日 (土) 00時43分

やっぱりコレですか(笑)

宜しくです♪

投稿: たる。 | 2011年10月18日 (火) 01時22分

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