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2008年9月15日 (月)

9/15 ミレイ展



今、渋谷のBunkamuraで行なわれている、『ミレイ展』に、また弟と行きました。

このポスターの写真は、ミレイの代表作の『オフィーリア』です。

シェークスピアの『ハムレット』を題材にし、
ハムレットの恋人、オフィーリアが、気がふれて小川で溺れ死んでしまうシーンです。
実際には、語られるだけのシーンのようですが、
そんなシーンを絵にしたことについては夏目漱石も『草枕』で語っていて、
「美しいのだ」、などと言っていたようで。

たしかにこの1枚を観て、急に行こう、と言い出したわけで。

心奪われたのです。

個人的な感想は、「詳細」を。
但し、行かれる人は読まないほうが面白いと思います。
開場で流していたビデオが面白くて、その話を書いています。

2008年8月30日~2008年10月26日
10:00~19:00まで。(入場は18:30まで)
但し、毎週金、土は、21:00まで。(入場は20:30まで)

入場料:一般1400円    図録:2500円

詳細はこちら。展示されている絵と説明が観れます。
   http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/08_jemillais/index.html

11時ごろ入りましたが、混み具合は普通。
最初は当然、みんなゆっくり観るので混んでますが、次第に空いて来ます。
絵の数もなかなかあり、見ごたえは十分でした。
展示は年代ごとに並んでいるのは最初だけです。

さて、以下ネタばれなので、行かれる人は行った後に見てください。

会場では『オフィーリオ』の絵について、ビデオで数分の説明が
流れていました。

これがなかなか、面白いので、その話を。

通常、絵を描くときなのですが、メインの人物から描いたりします。
しかし、この『オフィーリオ』は、背景の森、草花から描いたそうです。

自然を忠実に描いた為、今でもその小川はあるらしいです。
夏の草木が生き生きとした時期を狙い、夏ごろに描いたそうで、
この絵が展示されたいたときには、学校の教授が絵の前で植物学の授業を始めた、
とかいう話もあるそうです。

そんな背景が書き終わった後、人物を描き始めるのですが、
こんどは人物のモデルを風呂桶にドレスを着せて浮かんでもらって
描いたそう。
背景描いてたのは夏ですけど、この頃には、ちょうど寒くなってきた時期。
最初は風呂を暖めながら描いたそうですが、火が消えてすっかり冷えてしまい、
モデルの方はかなりひどい風邪をひいてしまったそう。(笑)

あとで治療費の請求訴訟があったとのことです。

今回の絵を観た感想は、あまりにも個人的なものなので、多くは書きませんが、
「人間は共感を持ちたくて生きているのだ」と、感じました。

気持ちを理解されたい、と自分も思っているからこそ、
絵の中にある人物の気持ちを探ってしまい、その微妙な不安さに
ひきつけられてしまうのかもしれないです。

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