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2007年7月 1日 (日)

KAKUTA、「神様の夜」面白い!

今日は恵比寿でKAKUTA の朗読劇を観てきました。
演劇と朗読の融合です。。。観る前はさっぱりわかりません。
だって、チラシ観て、川上弘美さんの作品をやるとのことで、衝動的に
チケット買ってしまったのだから。

しかし、これが当たり!!!  観てよかった、というか、幸せな気持ちになれた。
だから、チラシ見ての衝動的な観劇は、たまらないっ。(砂地にしょんべん、という。。。)

今日は最終日。なので、少々詳しく。。。

舞台は、川上弘美さんの「神様」という本の朗読ですが、
本のなかから幾つかの短編を選んで、その話にサイドストーリを絡めた作品を
ABCDと、4つの舞台にしています。
今日まではAとB。
7日からは、CとDが行なわれます。

僕はこの本の、「夏休み」と「神様」だけは読んでいました。
なぜ、中途半端に読んでいるのかというと、
舞台を観るときに、事前に話を知っていたほうが良いのか、
または知らないほうが良いのか。
かなり迷いました。。。
そう。 かなり迷って、半分だけ読むことにしたのです。

しかし、舞台を観て思ったのは、本は読んでおくべきだった、ということ。
正直、かなりイメージどおり。いや、イメージ以上のものが観れました。

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Program A 「わるくない休日」
最初の話は、「夏休み」
ストーリーは本を読んで欲しいので書きません。
しかし、キャストは、本当にイメージどおり。
梨を食べる小さいの。
演技でみせるのではない。しぐさと語りで観客にイメージさせる。
ああ、梨食ってる。。。ああ、小さいのだ。
と、その世界にどっぷり引き込まれて、気がつくと、あの本の世界にいるのです。
舞台だってかなりシンプルで。
でも、それが逆に、この演出方法を生かせていると思いました。
観客を引き込ませるのはこんな方法もあるのだなぁ。と、思いました。

次に、「神様」です。
じつは、こちらの場合、自分のなかでの想像と実はちと違いました。
子供が出てくるシーンの言い回しなど、すこし、あれ、っと思うことがありました。
しかし、世界観は変わらない。
ああ、そっか。人によってイメージが違う。
人は想像できる範囲は、自分の中だけにしてしまうのかも。
自分が主人公になっていれば、きっと自分が言わない台詞は言わないのだ、と
感じました。
あの文章が演技されている、と思うとなにやら可笑しい。
この話は、楽しい話だから、最後まで浸りきりましたね。。。

そして最後に「河童玉」
これは大爆笑!!!
弟は、じつは全部本を読んでいたそうで(まぁ、読ませたんですけどね。)
この話が1番笑えたそう。そして、イメージどおり過ぎっ!
だったそうです。
ウテナさん、と私、との掛け合い。
あまりにも完成度が高すぎて、、、女同士の友情って、楽しそうなんだよなぁ、と
思ってしまった。

不思議な事を、さもありそうに、そしてするりっ、と魅せる。
川上弘美さんの世界が、ココにはありました。
そしてサイドストーリーは、続き、神様の夜という4部構成の舞台は、
謎を持ちながら進んでいきます。
奥深いなぁ。。。

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Program B  「ひとりじゃない」
こちらはピアノ演奏がはいります。
話は、2つ。
「クリスマス」
コスミスミコ役の小橋めぐみさんは、本当にきれいな方で。
原作のイメージ、そのまま、、、、だそうです(弟談。笑っ)
喋っている声のカンジ、立ち振る舞いも、感情があまりないかのように感じるのに、
最後のシーンでは、イタタマレナイ感が。。。
そう、感情移入してた。。。
なんなんだろう。あの子。
女には女の友情があって。男にゃ、わからんけど、なんか、いいと思う。

そして、最後。「ひとりじゃない」
馬場恒行さんは、子供に見えた。
小さい方だけど、その方がとても小さく感じたり、たまに大きく感じたり。
それが、話の中で変わっていく。
この人も何者なんだろう。。。
あ、みかんのシーン。。。すみません。唾液がたまって、ゴクッ って音
出しちゃいました。恥ずかしかった。。。

星空のなか歩くシーン、ピアノが流れて。。。
子供の一生懸命は、誰もが経験していることなのかもしれない。
油断すると、泣くよ。。。

今回の役者さんは、本当に派手な動きはなくて、
小さな動き、表情、声、などで表現していたとおもう。
そう梨の小さいのが震えてるところもライトが震えていて
こっちにも、不安感が伝わってきたし。。。
近いからこそ、なのかも知れないけど、楽しめた事実。
人に薦めたい事実。ここに書きたい。

なので長文。(笑)


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14:00 開演~15:20終了(1時間15分)
恵比寿 ギャラリーSite
1時間前からチケット販売。30分前から整理番号順に。20分前より入場。
席は自由席。

ProgramA 「わるくない休日」 2007.6.23-7/1

■悪くない休日・1
ハジメ ... 窪田道聡 (RAT)、女1 ... 水野美穂(Gest)
  女は本をひろう。
  本には手紙が挟まっていた。
  手紙はこんな言葉で始まる。
  「まだ見ぬあなた、さようなら。。。」

  その本の持ち主は、ハジメ。
  しかし、その本の持ち主は、別のものだと言う。。。


■夏休み
語り 横山真弓
私 ... 大枝佳織 、原田さん ... 横山真二
梨の生き物 ... 松田昌樹、野澤爽子、前有佳

■悪くない休日・2
ハジメ ... 窪田道聡 (RAT)、女2 ... 吉田久代 (ククルカン)
  ハジメは、本の持ち主を探している。
  正確に言えば出会いを求めている。
  ああ、本に気がついてくれた。そしてあの手紙にも。
  アナタが本の持ち主ですか?
  そして、不思議な縁が動き出す。

■神様
語り 原扶貴子
私 ... 水野美穂(Gest)
くま ... 川本裕之
男1、男2、子供 ...わ、解りません。。。

■悪くない休日・3
ハジメ ... 窪田道聡 (RAT)、女2 ... 吉田久代 (ククルカン)
女3 ... 大枝佳織
  不思議な事は、わるくない。
  梨を落としましたよ。と、声を掛けた。
  そして、なぜかその梨を貰った。。。不思議な事はあるものだ。
  不思議をたまに受け入れる事は良い事だという。。。
  だって私たちもそうでしょう?
  そう。女の言うとおりだ。

■河童玉
語り 高山奈央子
私 ... 吉田久代 (ククルカン)
ウテナさん ... 桑原裕子
男河童 ... 成清正紀 、女河童 ... 横山真弓
河童たち ... 佐藤滋 馬場恒行、津留崎夏子、ほか

■悪くない休日・4
ハジメ ... 窪田道聡 (RAT) 、女2 ... 吉田久代 (ククルカン)
リョウ ... 後藤飛鳥(五反田団)
  ああ、今日はふしぎな休日だった。
  ふとした事でしりあった女。そして今日のわかれ。
  そのときに、ふと、思い出す。
  本に挟んであった手紙。
  「まだ見ぬあなた、さようなら。。。」 
                。。。ここの終わりが意味深(笑)
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19:00 開演~20:20終了(1時間15分)

恵比寿 ギャラリーSite

1時間前からチケット販売。30分前から整理番号順に。20分前より入場。
席は自由席。

ProgramB 「ひとりじゃない」   2007.6.23-7/1

ピアノ 高戸渉

■ひとりじゃない・1
ハジメ ... 窪田道聡 (RAT) 
兄 ... 横山真二 、兄の友人 ... 松田昌樹
  酔っ払って帰ってきた。
  兄の家で目を覚ます。約束をすっぽかされたことで自棄酒。
  そして手にはいつのまにか本を持っていた。
  そしてそこには手紙があった。

■クリスマス・前編
語り 大枝佳織
私 ... 田村友佳
コスミスミコ ... 小橋めぐみ(Guest)
ウテナさん ... 桑原裕子
他、成清正紀、川本裕之、佐藤滋、津留崎夏子、ほか

■ひとりじゃない・2 (配役同じ)
  電話をする。
  約束の日の事。ああ、そう僕も行けなくて。。。
  今度はいつ。。。あ、そうだね。学校で。。。

■クリスマス・後編
(前編と同じ)

■ひとりじゃない・3 (配役同じ)
  兄は僕をからかう。
  そんなんじゃない。でも、もういいか。
  本気で好きだったのかなぁ。。。

■星の光は昔の光・前編
語り 原扶貴子
私 ... 高山奈央子
えび男くん ... 馬場恒行
コスミスミコ ... 小橋めぐみ(Guest)
みかんの人 ... 佐藤滋

■ひとりじゃない・4 (配役同じ)
  兄の友達は、本の手紙をかみ締める。
  わかるよ。手紙の気持ちが。。。でも。。。

■星の光は昔の光・後編
(前編と同じ)

■ひとりじゃない・5 (配役同じ)
  兄の友達は、叶わない恋をしている。
  それを僕は知っている。
  兄の友達はそれでもいいという。今だけでいいのだと。
  そして、僕に言った。
  手紙を書いた人を探してみたら?
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サイドストーリーですが、中途半端にわかりにくく書きました。
作品のあらすじを書いてしまうのは、ルール違反だと思うためなのですが、
しかし、次回作を観る為には知らないといけない話だと思ったからです。
今回の舞台が終わったので、良いですよね?
よくないかなぁ。。。

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