ラファウ・ブレハッチ公演 in 横浜
ラファウ・ブレハッチ公演に、行ってきました。
ショパン・コンクール優勝、といっても若さがまだあるので、、、と辛口批評家は言ってますけど、
人間を批評するのって、今の評価だけにして欲しいですね。
人なんて何があって変わるか、ワカラナイし。
古い人間になっている自分に気づかない事もあるし。。。
ということで、自分も判らないながら、感じたことを書いてみます。
今回の演奏の感想は、かなり丁寧な弾き方をするなぁ、というもの。
バッハの曲は、本当にチェンバロの音のように聴こえて来るくらい、
それっぽい弾き方をしていて、音が絡み合っていくカンジは、バッハらしいカンジでした。
その後のリスト。
こ・れ・で・も・か! という弾き方。
早いところ、強く弾くところ、はスゴイ、と感じますが、なんだろう表現している、というカンジではなかったです。
だから、、、ネムクナル。。。
その後の、ドビュッシー やはり、ネムクナル。。。
う~ん、小山実稚恵さんのコンサートで気持ちよくなってたのになぁ、と少し後悔。
しかし、後半、ショパンの曲。
おおおっ、音に色がついている!!!!
カンジながら弾いている!!!
だからこっちも聴いていて楽しいっ!!!!
僕は、ショパンを弾いているだけで幸せなんだっ! と言っているように聴こえます。
でも若いカンジ、は感じました。艶が少ない感じ。
前半に比べたら、かなりあるんだけど、でももうちっとほしいかなぁ。
んで、少し不満もありながら、でも楽しめたので目いっぱい拍手したら、
アンコール3曲やってくれました。
その曲がすごいっ!!
弾いた後の振舞い方も、若さの勢いがあり、なんだ、こんなに楽しく弾けるのなら、もっと弾いてよ!
と思ってしまうくらい、楽しそうに弾いてます。
アンコール聴かずに帰った人いたけど、ブレハッチは、まだ若いがゆえムラがあり、
1番楽しめる演奏は、アンコールかも、という事は意識した方がいいかもね。
また、東京公演も行きます。楽しみです!
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横浜みなとみらいホール
販売物:パンフレット 500円
CD 、DVD
曲目(HPより抜粋)
J.S.バッハ :イタリア風協奏曲 ヘ長調 BWV.971
リスト :3つの演奏会用練習曲より 「軽やかさ」 ヘ短調
:2つの演奏会用練習曲より 「森のざわめき」「小人の踊り」
ドビュッシー:版画
1.塔
2.グラナダの夕べ
3.雨の庭
14;00~14:45
--- 休憩 20分
15:05~16:15
ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
:2つの夜想曲 Op.62
第17番 ロ長調
第18番 ホ長調
:24の前奏曲 Op.28 より 第13番~24番
No.13嬰ヘ長調
No.14変ホ短調
No.15変ニ長調「雨だれ」
No.16変ロ短調
No.17変イ長調
No.18ヘ短調
No.19変ホ長調
No.20ハ短調
No.21変ロ長調
No.22ト短調
No.23ヘ長調
No.24ニ短調
アンコール
ショパン:マズルカ op17-2
モシェコフスキー:8つの視覚的小品Op36-6"火花"
ショパン:ワルツOp64-1"小犬"
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