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2007年2月18日 (日)

月の子供。観てきたよ。

今日は下北沢の本多劇場で「月の子供」を観てきました。

千秋楽であり、今日は1回だけなので、期待大です。
出演者は、三倉茉奈さん、三倉佳奈さん、風間トオルさん、宮地真緒さん、、、しか
良く解ってないです。スミマセン。TVとか観ない方で。。。

最初は、小杉美和さんが、開演前のお願いを説明。
はきはきとした説明に、開演前の緊張が走る。いい意味で気持ちいい。

始まりはジョン・レノンのイマジンから、何度も同じ言葉を使い、世の中の矛盾を突付いてくる。

「想像してごらん。」 

始まりから、世の中に対しての意見から始まる。。。
それが、作者の意図するものなのか、はたまた、作者の否定するための前フリなのか。

茉奈さん、佳奈さん、どちらか解らないのですが、共に、声が自然なのに良く通る。
だからこそ、台詞を聞くたびに、少年の叫びが、世の中の声にならない叫びのように聞こえる。
始まりから、ぐわっと、えぐられる。
そして、「下を見てごらん。」「名無し」「それじゃ、ココと変わらないですね。」
多くの台詞が、記憶に残る形で使われている。。。

駅のホームの下にいる風間トオルさん。
最初は誰だかわからなかった、宮地真緒さん。下妻っぽいんだもの。(笑。)
伊藤裕子さんもよかったなぁ。。。警官の納谷真大さんも面白かった。
きれいな人、かっこいい人、沢山出ていたけど、オフスプリングの音楽に併せた踊りが
見せ場のひとつで、台詞のスピーディなやり取りも、今回の劇の雰囲気を作っている。

正直、皆上手いと思った。

本当に演技の上手い人は、後ノリのカンジが出せる人だと思う。
ロック、よりファンクなのかなぁ。。。
リアルって、必ず反応してから返事するの。
だから、一テンポ、かならず遅れるんだよね。
でも、会話のリズムは崩れないカンジ。。。。と、素人は勝手言うなぁ(笑)
今回の劇は、このカンジは少なかったけど、舞台のイメージはそれでいいのだと思った。
問いかけ。問いかけ。問いかけ。。。の舞台だもの。

個人的には、2時間を凄く短い時間に感じた。
楽しめたと思った。

でもね。。。問いかけ。問いかけ。問いかけ。ってのは厳しい面もある。
やる側も、観る側も。。。
そして、、、言いたい事は1つにしなさい。と言いたかったなぁ。(笑)
あまりにも詰め込みすぎてさ。
何かを考えさせようと思うのもいいけど、それだけだと優しさがないんじゃないかな。
自分が問題だと感じていること、それらを、センス良くコマーシャル的に
作り上げていると思うけど、2時間は長く、言いたい事を詰め込みすぎて、
キャラクターの心が感じ取れなかった。

出演者の方は、個々に元の話を読み取り、自分の思いを乗せていたと思う。
そして、自分には解らない作者の意図、演出の意図があって、
それらを壊さないように、作り上げよう。という気持ちが凄く感じられた。

どうだったんだろう。
出演者はきっと、話の意図を、的確に伝える自信はないのだろうなぁ。
パンフをみてちと笑ってしまった。
それでも出来るのは芸能人の凄さだな。

この作品を作った人は、いい人だな。きっと。
優しいから詰め込みすぎる。思いを乗せちゃうのだな、きっと。

自分でも、いろんなモノを作ろうとしてアイディアを練るのだけど、まともな作品に
ならないのはこの迷いがあるから。
伝えたいものは何?と自分に問いかけると、あまりにも沢山ありすぎて。
ひとつの作品にしようとすると、他の伝えたい事に対して嘘を言ってしまいそうになるから。
。。。う~ん、書いていて嫌になる。
自分は単純に言い訳しているだけかもしれない。
作らなければ始まらない。やったものの勝ち。そんなコトバが離れない。

感想をこんなに書いても結局は自分の事をグチグチっとなってしまうのは、
情けないとおもうのだけど、ココにいろいろ書くのは、
一生懸命頑張っている人がいると感じたら、応援というより、
正直に反応を返してあげたいと思うからで。
このブログは、友達には教えてないから、
検索で誰かしらがたまに観てくれているだけだけど、間接的にでも
こういう思いが伝われば嬉しいと、思ったりするのです。
。。。書いてて恥ずかしくなるなぁ。
まぁ、思ったこと書いて、良いよね。ブログだもん。

今回の劇では、三倉茉奈さん、三倉佳奈さんの声には良い意味で驚いた。
普通の台詞が、存在感をもちながら、あれだけ皆に聞こえるのは、素質なんだと思う。
双子のデメリットはあると思う。自分は今までもそのことが気になっていた。
でも、それは普通の役者とかと比べたときに感じること。売り出し方とかね。
しかし、それ以上に双子のメリットは実はある。そう気づかされた。
周りが気づくより、本人たちがきっと気づいていると思う。
まだ、若いから、これから自分たちの世界をつくっていくんだろね。
勝手な話だけど、「面白いなぁ、どんな風な役者になるんだろう」、と思った。
こーいう思いは楽しい。

今回の劇では、台詞が少ない人、多い人があって、はっきりと解らなかったけど。
動きは本当にみんな良かった。みんなのこの演技が舞台の雰囲気作ってたから。
も一回くらい観ておけたら、もう少し感想も変わったかなぁ。。。

感じ取れていない、自分の未熟さもきっとあるよね。

ストーリーの所々のオチは、これからの人生に使っていくと思います。
理想が正しい、といってそれを推し進めたとき、人は生きていけないのかもしれない。
迷うのは人だけど。決めなくては進めなのも人なんだよね。
他人に言われて何かしていたとしても、自分が決めたことだから。
僕が、この劇を楽しめた、と思ったのは、自分の心がこんなカンジにえぐられた事。
だから、感想も長くなって、まとまりがない(笑)

こいうう自分の意見も言いたくなる作品は、嫌いじゃない。むしろ好き!(笑)

しかし誰かに読んで欲しいけど、読んで欲しくないような微妙なものになっちゃった(笑)

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